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zoom RSS 冬の水  (平成29年3月26〜27日)

<<   作成日時 : 2017/03/26 01:31   >>

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◎ 平成二十九年三月二十六〜二十七日 冬の水

● 平成二十九年三月二十六日 日曜日 
○ 一月日々折々 その十七 熱燗

《今回の自選代表四句と自句自解》

冬うららいなせな法被に巴紋  

 一月下旬のよく晴れた日のこと、川魚料理の老舗「川千家」に巴連のメンバーが会合のため、次々と来店する。男衆のいなせな法被にはくっきりとした巴紋が見て取れる。

冬うらら今も生きてる江戸の粋  

 一月下旬のよく晴れた日のこと、川魚料理の老舗「川千家」に巴連のメンバーが会合のため、次々と来店する。男衆のいなせな法被にはくっきりとした巴紋が見て取れる。今の平成の世にも、伝統が連綿と受け継がれている。

冬灯店に「矢切の渡し」の絵 

 一月下旬のよく晴れた日の昼時、入店した川魚料理の老舗「川千家」に明かりが灯されている。店内の所々に額入りの絵画が飾られている。店から ほど近くの「矢切の渡し」の絵があった。

熱燗の肴に鰻の骨せんべい  

 一月下旬のよく晴れた日の昼時、入店した川魚料理の老舗「川千家」で、妻子と鰻の骨せんべいを肴に熱燗の酒を酌み交わした。旨い。

(一月下旬 柴又帝釈天・川千家などF)
巴連メンバーと話す冬の昼
冬の昼店で千社札話聞く
冬うらら法被姿の男粋 
冬うららいなせな法被に巴紋  
冬うらら今も生きてる粋と洒落
冬うらら今も生きてる江戸の粋  
冬の昼入口近き席に着く
冬灯店内の額に鯉の絵が
冬灯店飾る絵に富士の山
冬灯店に「矢切の渡し」の絵  
冬の昼呼名の後の席案内
冬の昼待ち時間約三十分
冬の昼席への案内女店員
冬の昼案内されて席に着く
一卓を五人で囲む冬の昼
冬の昼五人で一卓囲みけり
卓囲み妻子と共に熱燗を
猪口手にし娘(こ)らと「菊水」の熱燗を
㊟「菊水」・・・菊水酒造株式会社の日本酒。
菊水酒造株式会社(きくすいしゅぞう)は、新潟県新発田市に本社のある、日本酒の製造、販売を行う企業(酒蔵)である。(フリー百科事典『ウィキペディア:Wikipedia』より転載)
熱燗や 鯉の洗いを タレ付けて
㊟鯉・・・鯉のうんちく
・鯉の料理法
 「鯉のあらい」は三枚におろした身を薄くそぎ切りにし、湯洗い後、氷水に浸け身を締めるので、表面の脂肪を洗い流し、 泥臭さがなくなります。 酢味噌をつけていただくと大変美味しいです。「鯉こく」はよく煮るので、”鱗(うろこ)”も食べられます。
 鯉のうろこは煮ると柔らかくなりますので、うろこの付いている鯉を使うのが料理のコツ、と板前さんは言います。
・鯉の栄養は
 鯉の目の回りの脂肪や、鯉の皮に多い油には、不飽和脂肪酸のオレイン酸や、リノレン酸、リノール酸、 パルチミン酸を含んでおり、身体ばかりでなく精神・神経にも有効です。鯉は完全なたんぱく食品であり、 ビタミン類も豊富で、ビタミンA、B1、B2、Eが多く含まれています。またカルシウム、リン、鉄分も豊富で栄養的には申し分のない魚と言えます。
・肝臓を守る最良の食品
 鯉には強肝作用のあるアミノ酸のタウリンが煮汁中に40%も含まれ、飲酒時には解酒毒剤として愛用されています。二日酔いやお酒による脂肪肝になるのを予防する作用があるそうです。
・血流・腎臓に良い
 腎臓に良いと昔から知られ、特にムクミ、うっ血を解消するのに著効があるそうです。身体がむくみ腫れ上がっている時に鯉を食べると、一気にその水が対外に排出されると言われ、妊婦の浮腫、脚気にも薬膳料理として食べられているようです。
また、痔とは『肛門付近の静脈のうっ帯による炎症』なので、痔の人にも大いに食べて欲しい食品です。
・腰痛や間接の痛みを楽にする
 鯉を食べて腰痛がとれた、とか打ち身の回復が早くなったという話はよく聞きます。また、リウマチや神経痛の痛みが1週間ほどで良くなり、鯉を食べ続けているという話も聞きます。
実験でも動物に鯉を食べさせると、骨の変形やむくみが抑えられるという結果が得られているそうです。
・婦人病に良い
 中国では婦人病のほとんどは燿血(古血のとどこおり)であると定義しています。鯉をうろこ付きで丸ごと煮詰めた鯉こくを1日3食・数日間食べ、古血を落とし下腹部のツッパリをなくしたり、中絶などの術後、体調がすぐれず、生理不順が続いている時に鯉を食べ続けたりし、効果が出た方がいるそうです。
 生理不順な方、更年期障害でイライラなどの不快感がある方に鯉は有効だそうです。
・母乳の出を良くする
 戦時中、出産しても母乳が出ない人は役場に行き、鯉を食べても良いという許可をもらい、養鯉場で鯉を入れたそうです。母乳の出ない人、乳腺炎になりつつある人などは、是非鯉を食べてみてください。
・胃腸に良い
 鯉を食べると食欲が湧き、胃炎が治り、便秘も解消するという効果があります。また、1年間鯉を食べ続けたら胃のポリープもすっかり取れたという人もいます。ビタミン群が豊富なので口内炎にも良いとされています。
・元気をつける食品
 鯉は昔、結核の治療に良く食べたそうです。肺の免疫力を正常に保てるからです。鯉に含まれる「アルギニン」というアミノ酸 が免疫力を向上させ、体力をアップし、疲労回復、成長ホルモンの分泌促進作用を発揮します。また、頭の働きを活発にするDHAや、EPA、α−リノレン酸を含んでいますので、痴呆の予防、うつ病にも良いかも知れないのだそうです。 (川千家HPより転載)
◎「鯉のうんちく」《治蝶の俳句の散歩道(ちょっといい話 その百八十)》 
熱燗や鯉の洗いを肴にし 
鯉の洗い肴にグイと熱燗を
注ぎ注がれ親と娘で熱燗を 
熱燗の肴に鰻の骨せんべい  
熱燗の肴にせんべいパリパリと
冬の昼鰻重の蓋次に開け
冬の昼ほのと蒲焼の香り立つ

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

● 平成二十九年三月二十七日 月曜日 
○ 一月日々折々 その十八 冬の水

《今回の自選代表二句と自句自解》

お正月芳香・照り良き蒲焼を 

 お正月。川魚料理の老舗「川千家」で、芳香が芳しく、照りの良い蒲焼を頂く。実に美味い。

正月に鰻のひつまぶし茶漬  

 お正月。川魚料理の老舗「川千家」で、芳香が芳しく、照りの良い蒲焼を頂いた。料理好きな私は、出された具材を利用して。鰻のひつまぶし茶漬を最後に作り、食べた。結構いける。女将おさんにも勧めた。

(一月下旬 柴又帝釈天・川千家などG)
お正月うなぎに薬味の山椒を
㊟うなぎ・・・鰻のうんちく
・うなぎの料理法
 うなぎといえば蒲焼き。関東と関西で料理法がちがうのはご存知だと思います。
   関東では、 背開き→白焼き→蒸す→タレをつけて焼く  (淡白で柔らかい)
   関西では、 腹開き→素焼き→タレをつけて焼く     (パリッと香ばしい)
・うなぎの名前の由来
 ところで、うなぎの名前の由来をご存知ですか?「う」が長くなった形に似ているからっていうのは間違いです。
 うなぎの胸のところが黄色っぽいから、「胸黄(むなぎ)」が「うなぎ」に転化したものが正解だそうです。
 では、なぜ うなぎの「蒲焼き」というのでしょう。もともと、うなぎを縦に串刺しにして丸焼きにしていた形が蒲の穂に似ていたからだそうです。
・うなぎはコレステロールやカロリーは高め?
 うなぎの脂肪量は100g中約24gと多めですが、うなぎを始め魚類に含まれる脂肪の成分は不飽和脂肪酸でコレステロールを抑制する効果があります。またエイコサベンタエン酸などの血液中の中性脂肪やコレステロールを抑える成分も含まれています。
・土用の丑とうなぎ
 なぜ土用の丑の日にうなぎなのか。
 一説は江戸期の学者・平賀源内が、あるうなぎ屋に看板を書くことを依頼された時、「万葉集」の家持の歌を思い出し「本日土用丑の日はうなぎを…」と大書きして大いに当たったという話と、その「土用うなぎ」話を、同じく江戸の狂歌師・蜀仙人が、狂歌を作ったのが宣伝になったという二説だそうです。
・お土産のうなぎ蒲焼きを美味しく食べるには
 食べる30分くらい前に、うなぎ蒲焼の両面に清酒をふりかけておくか、清酒でしめらせたふきんで包んでおくかして、食べる直前にうなぎを焼き直すと焼き立てに近い旨味が楽しめます。
 またはワサビを添えて「うなぎ茶漬け」も美味しいです( ただし、最近のスーパー等のうなぎはタレも甘目で不向きかもしれません、お茶漬けの場合匂いなども強調されるのでうなぎの品質が問われます。 (川千家HPより転載)
◎「鰻のうんちく」《治蝶の俳句の散歩道(ちょっといい話 その百八十一)》 
冬の昼うなぎに薬味の山椒を
冬の昼妻子と孫らとうな重を
冬の昼芳香・照り良き蒲焼を 
お正月芳香・照り良き蒲焼を 
川千家の松のうな重正月に
お正月食みし蒲焼旨きかな
お正月うな重じつくり味わへり 
冬の昼旨きうな重完食す
冬の昼奈良漬摘み酒を飲む
冬の昼妻子と孫とする歓談
正月に鰻のひつまぶし茶漬  
冬の昼妻子と孫と肝吸いを
お正月最後に肝吸い啜りけり
冬の昼一芸の味堪能す
冬の昼頃合はかり席をたつ
冬の昼女将は店のレジに立ち
冬の昼女将と握手し店を出る
川千家の鯉いる生簀に冬陽射
川千家の鯉いる生簀に冬の水
孫たちらと覗く生簀に冬の鯉
冬水の生簀に店員笊(ざる)入れて 
冬水の生簀の鯉をすくう笊 
冬うららしばし眺めてまた歩く


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